塩見周子の徒然日記

自分のことを塩見周子と思い込んでいるオタクです

AtCoder,AOJ(再帰、dpの初期化)

こんにちは。無気力に日々を過ごしています。とーです。

ABC115D

バンズとパティだけで構成されるハンバーガーをめっちゃ重ねて、その下からX層を食べるとパティは何枚食べられますか、という問題。ちなみに僕はチーズバーガーが大好きです。

解き方は、「レベルNバーガー」という情報と「下からX枚食べる」という2つの情報から、何枚パティを食べることになるかに重きを置いて考えれば、パティの枚数を求めるf(N,X)という関数を定義すればよいことになる。

まず、レベル1~Nバーガーについて、「何枚の層で構成されているか」というリストaと、「何枚のパティが入っているか」というリストpを作る。最初はa = [1]、p = [1]で、
a[i+1] = 2*a[i]+3
p[i+1] = 2*p[i]+1
で求めていけばよい 

レベルNバーガーは構成的には「バンズ:N-1バーガー:パティ:N-1バーガー:バンズ」となっているので、
N != 0において、(N==0は適当に求める)


ア:X == 1なら、当然0(一番下のパンしか食べられない。悲しい)

イ:1 < X <= 1+a[N-1]なら(つまりパン+レベルN-1バーガーまでなら)、f(N-1,X-1)を返す(N-1バーガーの下からX-1層を食べる。Xから一番下のパンを引いておくことに注意)

ウ:X == 2+a[N-1]なら(パン+レベルN-1バーガー+ど真ん中のパティなら)、p[N-1]+1を返す

エ:2+a[N-1] < X <= 2+2*a[N-1]なら(パン+レベルN-1バーガー+パティ+レベルN-1 バーガーまでなら)、p[N-1]+1+f(N-1,X-2-a[N-1])を返す(これもイと同様の考え方)

オ:X = 3+2*a[N-1]なら(全部食べる)、2*p[N-1]+1を返す


これを愚直に書けばよい。少なくとも次はN-1バーガーについて調べることになるので、N+1回以下のステップで答えが求まる。



DPL_1_B

ナップザック問題 | 動的計画法 | Aizu Online Judge

以下のa,bのうち、どちらが正しいコードでしょうか

a

n,w = map(int,input().split())
L = []
for i in range(n):
  L.append(list(map(int,input().split())))
dp = []
for i in range(n+1):
    T = [0]*(w+1)
    dp.append(T)
for i in range(n-1,-1,-1):
    for j in range(w+1):
        if j < L[i][1]:
            dp[i][j] = dp[i+1][j]
        else:
            dp[i][j] = max(dp[i+1][j],dp[i+1][j-L[i][1]]+L[i][0])
print(dp[0][w]) 

b

n,w = map(int,input().split())
L = []
for i in range(n):
  L.append(list(map(int,input().split())))
dp = []
T = [0]*(w+1)
for i in range(n+1):
    dp.append(T)
for i in range(n-1,-1,-1):
    for j in range(w+1):
        if j < L[i][1]:
            dp[i][j] = dp[i+1][j]
        else:
            dp[i][j] = max(dp[i+1][j],dp[i+1][j-L[i][1]]+L[i][0])
print(dp[0][w]) 






正解はa
なんでかというと、aでは「n+1回、0埋めしたリストTを作ってappend」しているが、bでは「0埋めしたリストTを作って、n+1回append」しているという違いがあり、bの方だと値参照になってしまうため、全部のリストが同じものになってしまう(どこか一か所の変更がすべてに適用されてしまう)という不具合が起こるからです。これのせいで二時間無駄にした。みんなはこんなミスしないようにしようね。

AtCoder(C++、max、累乗)

C++で複数個(2つ以上)の値の最大値が欲しければ、
#include (アルゴリズムと打ちましょう)

としてから
max({a,b,c})
とする 中括弧を忘れないように

ちなみに二つの時はmax(a,b)でいいっぽい なんでやねん





累乗が欲しかったら
#include

としてから
pow(n,k)

とすればn**kが出る

7月までの目標

目標立てとかないと動けないことにようやく気付いたので立てます

大目標

①取った科目は全部優をとる
AtCoder水色になる(プログラミングをする)
③情報を勉強する
④エロゲをやる
⑤R18ssを書く

中目標


- 物性・生命を早いうちに仕上げて(できれば5月中旬までに)、演習をやる

  • キゴロンは毎週予習してから行く
  • 人間行動基礎論は月曜日の空きコマとかに毎回復習する
  • 量子コンも毎回予習してから行く、レポートをさっさと片づける

  • python3で~500点の問題に戦える力をつける
  • C++C言語の入力に困らないくらいにはなる(~300点の問題を実装できるくらいにはなる)
  • できたらLisp(Scheme)の勉強をする

  • 情報の教科書読む
  • 学校のPCなりでLinuxに触れる


- その日の獣には、
- Misssing -X- Link
- レビューも頑張って書く


- 音声作品シナリオコンテスト(~ゴールデンウィーク

  • 販売用(~7月までに毎月一本)

AtCoder(C++、include、or/and)

また詰まってんのかよって感じですが一応

入力は#include でも#include でもよくね?みたいな感じだったけど、なんか調べるとiostreamは遅いだのC++でしか使えないだのあまりよろしくない印象を受ける
まあでもC++使ってる人たち割とiostreamを使っている印象があるのでこっちでよいかなという気持ちにはなる

競プロで最初に言うべきおまじないってまだよくわからないのだけど

#include <iostream>
#include <algorithm>
#include <string>
using namespace std;

くらいでよいのかな
とりあえずiostream使うならcin,coutで統一した方がよさそう


そのうちお世話になるかもしれないサイト
忘れがちな C++ の標準ライブラリの使い方 - Qiita
C++文字列 - C++のstring型について調べるも… (凍結)



orとand

if文の中で例えば「aが1か2だったら」みたいなのは
if ( a == 1 || a == 2)
みたいに

という記号で書ける

andは&&で書く

4/20 AtCoder(python3、プリム法)

ARC076D
プリム法とは
>>>頂点をすべて結ぶのに必要な最小のコストを、辺E,頂点VとしてO(ElogV)で求めるアルゴリズム

構造は
①「『既に訪れた頂点(ア)』と繋がる『まだ訪れていない頂点(イ)』」とを結ぶ辺のリストの中で(ここではあくまで辺が主役)、最もコストが小さいものを選ぶ
②その辺のコストを足す(辺を使うことを確定させる)
③頂点(イ)と辺でつながる頂点のうち、その頂点がまだ訪れていないのであれば、辺のリストの中に追加する
④①に戻り、リストが空になるまで続ける

というもの

import heapq
def prim_heap():
    used = [True]*n #True:不使用
    edgelist = []
    for e in edge[0]: #連結なのでedge[0]は必ず存在する
        heapq.heappush(edgelist,e)
    used[0] = False #番号0の頂点を始点とする
    res = 0 #答え
    while len(edgelist) != 0:
        minedge = heapq.heappop(edgelist)
        if not used[minedge[1]]: #取り出した辺の行き先が使用済みなら
            continue #捨てる
        v = minedge[1] #そうでないなら行き先を使用済みにする
        used[v] = False
        for e in edge[v]: #行き先の頂点がつながる辺において
            if used[e[1]]: #その先の頂点が未使用なら
                heapq.heappush(edgelist,e) #次につなげる辺の候補にする
        res += minedge[0] #コストを足す
    return res

n,w = map(int,input().split()) #n:頂点の数、w:辺の数
edge = [[] for i in range(n)] #edge[i]には、[コスト,行先]というリストがさらに内包される
for i in range(w):
    x,y,z = map(int,input().split())
    edge[x].append([z,y])
    edge[y].append([z,x])
print(prim_heap())


この問題では、全部の辺をつなげようとすると、N**2通りの辺が存在するので、N = 10**5だと間に合わない。少し考えると、かけるべき辺は、ある頂点とx座標、y座標のそれぞれで最も近い頂点との間のみでよいことが分かる(x座標の小さい方から並べた頂点ア、イ、ウに対し、ア、イ、ウすべてを訪れることを考えると、アーウとつなげる必要はなく、アーイ、イーウとつなげればよいから)
だからx,yのそれぞれでソートし、隣り合う頂点のみに辺を掛ければ、辺の数はO(N)になって間に合う

実装が重いので後でやります.......。


juppy.hatenablog.com

4/20 AtCoder(C++、クオーテーション、割り算)

ABC122A

シングルクオーテーションとダブルクオーテーションの違い

#include <iostream>
#include <stdio.h>
using namespace std;
int main() {
    char b;
    cin >> b;
    if (b == 'A'){
      printf("%s","T");
    }
    else if (b == 'T'){
      printf("%s","A");
    }
    else if (b == 'G'){
      printf("%s","C");
    }
    else {
      printf("%s","G");
    }
}

という例を考えると、
①if文の中で数値として扱っているのは'(シングルクオーテーション)
②if文の中で文字列として扱っていたり、printfの中は"(ダブルクオーテーション)
になる

例えば、Heiseiという文字列を出力するときにcoutを使うと、
cout << "Heisei" << endl;
でもいいし、
printf("%s\n","Heisei")
でもよい
ただ、cout << 'Heisei' << endl; や printf("%s\n",'Heisei') のようにシングルクオーテーションはダメ


ABC121A
空白で空いた二行二列の入力も、普通に
int H,W,h,w;
cin >> H >> W >> h >> w;
ってやって受け取ることができる


ABC120A

整数同士の割り算はその商が返ってくる(つまり切り捨ての値が返ってくる)
小数点以下を返してほしければ(実数)/(整数)みたいにすればよいとのこと
実数は、pythonと同じようにfloatで書けるが、doubleという形でもかける こっちの方がメモリを食うけど表せる範囲が広いらしい

4/19 AtCoder(C++、入力、出力、改行、if/else、for)

こんばんは。昨日windowsのパソコンでUbuntuをインストールしたらバチバチに重くて泣いたとーです。

C++に挑戦、ということでこれからC++のコーディングを練習します。新しい言語を学習するとなると入力、出力が最初のネックになるけどここは我慢.......。

ABC124A,ABC123A
大枠をかっこ{ }で区切ってコードを書く

入力

空白区切りの数字二つは、

#include <iostream>
int main() {
  int a,b;
  cin >> a >> b;
}

みたいな風に入力を受け取ればよい

改行区切りで数字が増えても同じようにする


出力
出力は、printf()というのとcout << ナントカ ( <というおまじないが必要
一方でprintf()は最初にinclude とするらしい (試しにやってみたらこれなくても動いたんだけど......)

また、coutは本来std::coutと書くべきだけど、最初にusing namespace std;とすればstd::の部分は省略できる
std::の部分は名前空間というらしく、coutというコマンドがstdという領域内のコマンドであることを示しているっぽい これ(名前空間)によって、例えば(こういうことをするのはまずいとは思うけど)自作のコマンドcoutを作ったとしても、std::coutとは区別ができるようになる
(全てについてstd::を省略するのは不都合が生じることもあるらしいので、using std::cout; としておけば、coutだけはstd::の部分を省略できるようになる、{ }で括った部分に入れれば、その{ }内でのみstd::が省略されるようになったりする)

結局、C言語の入出力関数(printfなど)を使用するのには #include が必要で、C++の入出力オブジェクトを使用するのには #include が必要

programming.pc-note.net

で、結局どちらを使うのがいいのかって話になると難しくて、蟻本なんかだとprintfを使ってたりする
おそらく型変換とか改行とかがやりやすいのかな?だから競プロ向けで使ってるのかもしれん とりあえずprintfでやっていく


printfでやる場合、例えば

#include <stdio.h>
int main() {
    char *str1 = "Hello";
    char *str2 = "World";
    int number = 10; 
    printf("%s %s %d \n", str1, str2, number);
}

となる

まず、charとかintとかで型宣言をしておくのはよくて、その次のprintfの中の%sとか%dとか\nとかなんやねん、って感じになるが、printf()は型を指定してprintができるということらしい

%c → char 文字
%s → char * 文字列
%d → int 10進整数
%f → float  実数

みたいな対応をしている たぶん競プロでは%cよりかは%sの方が使うんじゃないかな

で、\n(\は¥(半角)と同じ)は改行を表す特殊文字だそうです 競プロ改行が大事になりがちなので覚えます

使い方は、printf("型の宣言",適当な引数)という感じになる
a = 11として
printf("%d/n",a);
とすれば、11が出力され、その後に改行が入る
a = 11,b = appleとして
printf("%d %s\n", a,b);
とすれば、11 appleと空白区切りで出るし、%d%s\nとつなげれば11appleと出る

webkaru.net



条件分岐
if/elseの書き方は、

if (条件){
  \\ なにか
} else if (条件) {
  \\ なにか
} else {
  \\ なにか
}

という感じ(つまり一つの判定につき括弧を一つ使う)

比較演算子(以下、以上とか)はpythonと同じ


for文

簡単なコードを例にとってみる

int i;
for(i=0; i<3; i++){
   printf("%d\n",i);
}

見れば分かるように、i=0に対してiを出力しインクリメント(1加算)、というのを、i=0,1,2に対して行う
なんかi++と++iという二種類の書き方があるっぽいけど何もなければi++でいいっぽい

二ヶ月のまとめ

こんばんは。とーです。

AtCoderを再開してから2ヶ月が経ちました

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一か月で120問くらい解きました Dに挑戦するようになったのですがなかなか厳しいです 水色になりたいけど基本的にC速解きが要求されるようになる昨今本当につらいです



レートの推移がこちらです

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ちょっとずつは上がってきていますがやっと緑折り返しといった感じ 水色が遠い
Dをもっと早く解けるようになるといいですね


これから天下一とかあるのでそこらへんでレート盛り盛り森鴎外できたらいいなって思います 頑張ります

チュウニズム 15.50になりました

こんばんは とーです
つい最近、チュウニズムのレートが15.5になりました
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アイリちゃん最高!!!!!!!!!!!!!!!


マジで13.5とは思えない簡単さの曲が出てきたので速攻で乗せてきました

15.50達成時のベスト枠がこちらになります 15.50達成する人って何かしら得意な13.7,13.8くらいの曲で盛ることが多いと思うんですけど、僕はベスト枠平均が15.5超えていたにも関わらずそういう得意曲がなかったため、なかなか15.50になれず苦しかったです
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見ての通り13+の鳥が一つしかありません 15.50になるには少なくとも13+の鳥が一つはないと厳しいかもです(それでも以前に比べれば圧倒的になりやすくなったわけですけど)
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クラスエンブレムも更新しました
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これまでの約一年間の軌跡です 主に13鳥の情報が載ってます(ジングルベル15.6は15.16の誤記です)
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鳥取るのが大変だったのは
①分からない
②立川浄穢捕物帳
③Phantasm Brigade
ラクガキスト
優曇華院
⑥とれびちゃん
らへんです ここらへん本当に苦労しました

なんだかんだ一年続けてきて、3000クレも費やしましたが、何とか15.5になることができてよかったです
始めた頃はここまで来ることは全く想像できなかったのですが、いざなってみても自分はまだまだだなあと思わされるばかりです


他人と競い合うことも大切ですが、それが白熱しすぎて自分がこのゲームを楽しいなって思えなくなると本末転倒なので、自分の楽しい範囲でやるのが大事だなって最近思うようになりました

あと、別に鳥が取れなくても、単純にハイスコアを更新したり苦手なところがAJ通過できるようになったことを自分の成長と捉えると、気持ちを折らずにチュウニズムが続けられると思います

4/11 AtCoder

こんにちは。最近10時に寝て7時に起きるという小学生顔負けの生活リズムのとーです。

ABC087D

二人の人の間の距離が渡されるのでそれらの情報が矛盾していないかどうかを確認する問題
解き方としては、起点の情報から見ていって、座標の情報がまだ更新されていなかったらとりあえず今持っている情報で更新し、すでに更新されていたら、今持っている情報と更新済みの情報が矛盾しないかをチェックしていくという感じ

一つ確認し、それに連なる点の情報を見る、という作業を続けていくので、FIFOのデータ構造が使える

以下はpython3による答えのコード

from collections import deque
N,M = map(int,input().split())
edge = [[] for i in range(N)] #edge[i]には点i-1に隣接する点と、距離が入る
x = [float('inf')]*N #ここに点の座標の情報が入る(最初は全て未更新)
for i in range(M):
  L,R,D = map(int,input().split())
  edge[L-1].append([R-1,D]) #左から右を見るときは距離Dが入る
  edge[R-1].append([L-1,-D]) #右から左を見るときは距離-Dが入る
for i in range(N):
  if x[i] == float('inf'): #座標の情報が未更新なら
    x[i] = 0 #ここを起点とする
    q = deque([i]) #起点がqに入る
    while len(q) > 0: #qが空になるまで続く
      now = q.popleft()
      for e in edge[now]:
        if x[e[0]] == float('inf'): #次に見た点が未更新なら
          x[e[0]] = x[now]+e[1] #今見ている点から距離+D(e[1])だけ足す
          q.append(e[0]) #次に見た点をqに入れる
        elif x[e[0]]-x[now] != e[1]: #次に見る点が更新済み且つ情報と矛盾するなら
          print('No')
          exit()
print('Yes')

4/10 AtCoder

こんばんは。毎日めちゃくちゃ疲れているとーです。

ARC098D

数列の和とXORが等しくなる部分はいくつありますか、という問題
基本的に、XORと普通の和では、同じビットが立っているところはXORでは0になるので、XORの方が小さくなるということを念頭に置く
(想定解は、数列の各項を二進数に直し、ビットが立っている位を見ていって、その個数が1個以下であるならば足す、それ以外であれば左端を除く、ということを繰り返すものだったが今回は愚直に足していく方を採用)

解き方はいたって簡単で、端っこを固定し(ここでは左端)、伸ばせるところまで右を伸ばした後、右から左の数を引いて足す(これにより、固定した左端からスタートする数列の数が数えられたことになる)これを、左端が数列の右端に来るまで続ければよい

4/4 AtCoder(情報落ち)

こんばんは。春休み最終日なのに17:00に起きたとーです。


Code Festival Team Relay A

問題文は割愛

解説で、math.floor( (K-A)/(A-B) )使えばいいよって書いてあったのだが、

例えば、K = 10*18, A = 2, B = 1という入力の場合、

K-A == 999999999999999998
A-B == 1
(K-A)/(A-B) == 1e+18 (10**18)   ←本当は999999999999999998

と出てくる
明らかにK-Aの小さい位の部分が落ちてしまっているので、床関数使ったりするときは注意するように

tooh.hatenadiary.jp

以前こんなことを書いたが、多分これも同じ原因でおかしなことになったのだと思われる(制約が10**18だったので桁が大きくなるとceilとったときに勝手に小さい位が切り上げ・切り下げられてしまっている) というわけで桁がデカくなった時は切り下げのダブルスラッシュを使うように

4/3 AtCoder

こんにちは。なんだか風邪気味でちょっと厳しいとーです。

AGC002B


箱がN個あり、赤いボールが1つ、白いボールがN-1個入ってる これを与えられた操作でボールを移す作業をしたとき、赤いボールが入っている可能性のある箱はいくつありますか、という問題

最初に、ボールの数と、赤いボールが入っている可能性があるかどうかの二つのリストを持っておく、そして
①移す側の箱に赤いボールが入っている可能性がある→移される側も赤いボールが入る可能性がある(その逆もしかり)
②移す側の箱のボールの数を-1、移される側の箱のボールの数を+1する
③移す側の箱のボールの数が、操作終了後に0になったら、その箱には赤いボールが入っている可能性はないので、この部分を変更する

という操作を続ける

atcoder.jp



ABC063D

モンスターN体に対し、1体にはA,N-1体にはBのダメージが与えられる魔法を最低で何回唱えればモンスターが全部倒せますか、という問題

T回でこれが全部終わると仮定すると、この施行は
①体力がB*Tより多いモンスターに対し、そのモンスターの体力をSとして、体力をS-B*Tまで削った後、A-Bのダメージを何回か与えることと等価
②体力がB*Tより少ないモンスターには追加でダメージを与える必要がない

ということなので、①で求めた追加ダメージの回数がTと等しくなるところを探してあげればよい

二分探索を使えば、上限を(モンスターの体力合計)/B、下限を-1としたうえで、上限-下限が1より大きい間は、
T = (上限+下限)//2
として、追加ダメージの回数をO(N)で求めたあと、それがTを上回っていたら、追加ダメージが想定より多く必要になってしまっているので、下限をTにあわせる、逆にTを下回っていたら、上限をTに合わせる、ということを繰り返していく 

atcoder.jp
(実行時間ギリギリ......)

4/2 AtCoder

こんばんは。健康診断に行ったら無限人の人間がいて精神が崩壊したとーです。

ABC103D

横一列に並んだ島のi,i+1番目に橋が架かっていて、与えられた入力の島を行き来できなくするのに落とす必要のある橋の最小本数は?という問題

右側の方に番号の大きい島が書かれているので、それを昇順にソートして、その島の左側の橋が落ちていれば何もしない、落ちていなければ落とす、を繰り返すのが最適なので、これをやるだけ かしこいなあ


ABC097D

ある決まった二組の数字だけが入れ替えられる状況下で、左から数えたその番号の場所iとその番号p_iが一致するようにすると最大いくつ一致させられるか、という問題

行き来できる二組の間に辺を張ったグラフを考える その中で、一致させたい番号と場所の番号が結ばれていれば入れ替えによって一致させられる

例えば、
p_i = 5 3 1 4 2
i = 1 2 3 4 5

で、1,3番目と4,5番目が入れ替え可能だとすると、グラフは1-3,4-5,2となる(ハイフンは連結していることを表す)

そこで、グラフ上で、p_iとiが同じ木の上にあるかどうかを見ると、
P_i = 1,4
i = 3,4
の二組だけが同じ木の上にあると分かる(p_i == iは同じものとみなす)

このような(p_i,i)の組を数えればよい UF木などで数えられる

AtCoder Beginner Contest C問題 まとめ(随時更新)

D埋めが厳しくなってきたので、C問題を復習しつつ主観的難易度をまとめます。下にスクロールすると解法が(一行程度ですが)バリバリ書いてあるので閲覧注意。


開催されたのが最近になるように並んでいます
☆の数が多いほど難しいです 教育的だなあと感じた問題には教育と書いてあります

ABC128C ☆☆
ABC127C ☆☆
ABC126C ☆
ABC125C ☆☆☆☆ 教育
ABC124C ☆
ABC123C ☆☆
ABC122C ☆☆ 教育
ABC121C ☆
ABC120C ☆☆☆
ABC119C ☆☆☆☆ 教育
ABC118C ☆☆☆
ABC117C ☆☆☆ 教育
ABC116C ☆☆
ABC115C ☆
ABC114C ☆☆☆ 教育
ABC113C ☆☆☆ 教育
ABC112C ☆☆☆ 教育

ABC109C ☆☆
ABC108C ☆☆
ABC107C ☆☆ 教育
ABC106C ☆

ABC103C ☆☆
ABC102C ☆☆
ABC101C ☆☆
ABC100C ☆
ABC099C ☆☆ 教育
ABC098C ☆☆
ABC097C ☆

ABC094C ☆
ABC093C ☆

ABC090C ☆
ABC089C ☆

[ネタバレ]

ABC128C ☆☆
Nがせいぜい10なので、スイッチのON/OFFを全列挙しても最大で1024通りになる だから、そこから全探索して、ランプがすべて点灯するようなスイッチのつけ方をあぶりだせばよい

ABC127C ☆☆
ド典型のいもす法 普通に実装するだけで解ける

ABC126C ☆
確率を求めるだけ pythonだと小数点の扱いに全く苦労しないためイージー

ABC125C ☆☆☆☆ 教育
めちゃんこ難しい D問題か? N個の要素が入ったリストの中でN-1個の要素の最大公約数を求めてあげればよいが、愚直にやったらO(N**2)かかるので無理 最大公約数は計算する順番によって変わらないという性質を用いれば、左からi番目までの最大公約数を持ったリストと右からN-i番目までの最大公約数を持ったリストを参照して、そのL[i]とR[N-i]の最大公約数を見ればよい、という解き方になる

ABC124C ☆
最終状態が黒白......か白黒.......の2パターンしかないのでそれと比較してあげればよい

ABC123C ☆☆
結局最も運べる人数が少なくなるところが律速になるので、それについて考えればよい

ABC122C ☆☆ 教育
累積和が使えれば難しくない Cに累積和、DにDPが置かれることが多い(気がする)

ABC121C ☆
リストをソートして貪欲にとるだけで解ける C問題か?というくらい簡単

ABC120C ☆☆☆
最終状況を考えることに気づかないと難しい 発想寄り

ABC119C ☆☆☆☆ 教育
制約をよく見れば全探索に気づくけど初見は厳しい 4進法を使いましょう

ABC118C ☆☆☆
気づけば簡単 気づけば...... リストの中の最大公約数を求める問題

ABC117C ☆☆☆ 教育
視点を変えて見るのが案外難しい M-1個の区間のうち駒が跨がなくてもよい区間がN-1個あるので、どこをすっ飛ばすかを検討する 距離の長い区間を上からとる

ABC116C ☆☆
扱い方がちょっと難しいかも 伸ばせるところまで伸ばしてしゃくとりっぽく進めていく

ABC115C ☆
ソートして間隔Kで最も差分が近くなるように選ぶだけ

ABC114C ☆☆☆ 教育
最終的な場合の数の少なさから全列挙を想起できるかどうか

ABC113C ☆☆☆ 教育
連想配列の扱い方、あとは0埋めができるかどうか 実装がやや重い

ABC112C ☆☆☆ 教育
入力に必ずh!=0となるようなhが存在することに気づいて、それを使って中心座標についての全探索ができるかどうか



ABC109C ☆☆
初期位置と各座標との差をとり、それらの最大公約数を出せばよいだけ 互除法が使えれば難しくない


ABC108C ☆☆
数学 Kが奇数だったらa,b,cのmodKが0、偶数だったらa,b,cのmodKが0かK//2になればよい 面白くない問題

ABC107C ☆☆ 教育
0から始めて、左端と右端を左→右の順で訪れるのか、それとも右→左の順番で訪れるのかというのを全探索で殴る問題

ABC106C ☆
数列は1以外の数字が入っていればバカ長くなるので、もとの数列を見てK番目まですべて1なら1、そうでなければ初めて1でなくなるところを出力すればよい バグらせがち 



ABC103C ☆☆
結局余りの合計が最大になるのは(全部の数字の最小公倍数-1)を各数字で割ったときの余りを足したものになり、それは各数字をL[i]として余りがL[i]-1と出てくるので、(全部の数字)-(数字の数)が答え これめちゃくちゃ賢い 実験して気付こうねってタイプの問題

ABC102C ☆☆
全ての項に対してbが共通なので、それについて考えればよい A_i-iを出してそれの中央値をとれば(すべてからまんべんなく引けるという意味で)bにふさわしいのでこれが答え

ABC101C ☆☆
最小値は1に他ならないので、N-1個の数字を幅K-1で1に置き換えることを考える

ABC100C ☆
実質全数字を何回2で割れるかを出すだけなので何も難しくない

ABC099C ☆☆ 教育
分からないとめちゃくちゃ難しそうに見えるけど実は単純な動的計画法 dp[i]を、「i円を引き出すのに必要な最短手数」として、引き出せる金額をjとし、dp[i] = min(dp[i-j],dp[[i])で更新していけばよい minを使うので最初のdpリストはinf埋め、dp[0]=0,dp[1] = 1とすること

ABC098C ☆☆
まず左から右に向かってEの人数を数える WEEWWという文字列だったらEast = [0,1,2,2,2]みたいなリストを作る これをWの人数もやると(逆順に数える) West = [3,2,2,2,1]となる 求めるのは、maxEast = ME, maxWest = MWとしたとき、i=0~N-1に対する(ME-East[i])+(MW-West[i])の最小値

ABC097C ☆
K = 5という制約からせいぜい5文字が限界(例えば答えが5文字になるのはaaaaaのようなときの場合のみ)なので、5文字以下の部分文字列を全列挙して比較して、最初からK番目を出せばよい

ABC094C ☆
出てくる数字はソートしたときのL[N//2]とL[N//2-1]しか出てこないので、これより右にあるか左にあるかで判別する

ABC093C ☆
全体の和の偶奇が不変であることに着目するらしいです まあそんなこと気にしなくても脳死でコーディングできます


ABC090C ☆
実験すればN == 1 or M == 1のときとそうでないときで場合分けすればいいことに気づく

ABC089C ☆
数えてコンビネーションするだけ